病気によって異なるバルトレックスの服用方法と割合

バルトレックスは、抗ヘルペスウイルス薬として知られているもので、その名前のとおり、単純ヘルペスウイルスなどのウイルスが原因となっている感染症の治療に用いられているものです。しかし、同じく単純ヘルペスウイルスが原因であるとはいっても、病気によって服用方法や割合が異なる場合がありますので、かならず医師の指導や添付文書の説明をよく読んで、ただしく使うということがたいせつになってきます。
まず、バルトレックスを口唇ヘルペスの治療目的で使用する場合ですが、1回1錠、500ミリグラム相当を、1日2回の割合で服用することになります。服用は5日間程度続ければよく、逆にそれ以上かけても症状の改善がみられないようであれば、医師に相談すべきものといえます。この口唇ヘルペスという病気は、くちびる、口のまわりの皮膚、口の粘膜などの部位に、小さな水ぶくれができて、痛み、かゆみがあるのが特徴の病気です。
帯状疱疹や水痘の治療目的の場合については、1回2錠、1000ミリグラム相当を、1日3回の割合で服用することになっています。帯状疱疹は、主に胸部、背中といった胴体の部分に、痛みのある水ぶくれが帯状にできるというもの、水痘はいわゆる水ぼうそうのことであり、同様に皮膚の表面が赤くなり、水ぶくれができる病気です。
そのほかにも、バルトレックスが性器ヘルペスの予防目的で使用されることがありますが、この場合については、1回1錠、500ミリグラム相当を、1日1回経口服用して、これを数週間から最大で1年にわたって続けるということになっており、他のケースとはかなり服用の方法や割合が異なっています。そもそもヘルペスというのは、いったん治療が完了したと感じられた場合でも、まだウイルスが神経節などに潜伏していて、体調不良のときに再発してしまうという面があるため、根気強く予防をしなければならないのです。